内容説明
巧みな啖呵に誘われて、例え一ぱい食わされても、なぜか憎めぬ路傍の男たち。客の心をズバリつかんで離さない商法に失われつつある売り手の原点がある。知られざる香具師の世界!
目次
香具師の世界
祭りの舞台監督
バナナのたたき売り
エレヨー売り
早川サーカス団
プロ根性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
茶坊主
3
図書館本 約30年前に出た本だから、ちょっと古いけど。 香具師を取材して、仕組みやノウハウを聞いたもの。 圧巻は「大じめ師」と呼ばれる、一人で1時間以上の啖呵をのべ、本や薬を売る人たち。 昔の香具師は商品を選び、啖呵も自分で工夫を凝らし、客層や反応を巧みに読み取って、臨機応変に喋ってた。何もないので、土を売った人も!! 綿菓子、フレンチドッグ、けん玉、ヨーヨーなど 香具師が売り始めてメジャーになっていったものも多い。 今でも露店は流行をいち早く取り入れてるけど、 啖呵は聞かなくなったねぇ 2020/02/14
ナツ
1
古き良き時代のテキヤ(香具師)のことがよく分かる貴重な記録!2022/09/10
三丁目の書生
0
著者略歴によると、著者の川瀬孝二さんは東京芸大を出て流通問題のコンサルタントとして活躍する一方、香具師の世界を研究しているようです。 本書は、日経流通新聞に1981年から82年にかけて連載された「祭りの商人」を再構成したものらしい。 執筆当時でも香具師は減りつつあったようですが、今となってはほとんどいなくなりました。当時に著者が記した記録は貴重な資料となるでしょう。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2019/11/26/2053482019/11/29




