内容説明
19世紀、アメリカ哲学に大きな影響を与えたラルフ・ウォルドー・エマソン。彼は人間を、自然や宇宙を統べる巨大な霊=「大霊」とつながる神聖な存在だと捉え、それと一つになる道を指し示した。本書では、こうした彼の哲学を平易に解説。さらに、その思想を知る上で重要なエッセイを収録している。エマソンの魅力を存分に味わい、人間本来の生き方を探求するための、ファン待望のガイド。
目次
第1部 エマソン入門(エマソンは哲学者であり、予見者である;エマソンの生涯)
第2部 エマソンの著作を読む(『自然論』の序文;「哲学者プラトン」について;「償い」について;「精神の法則」について;「円」について;「経験」について)