内容説明
「偶然による突然変異」と「自然選択」によって、進化のすべてを解き明かしたかに見えるダーウィン主義。しかし、38億年という時間枠で、なぜ生命がこれだけ多様化・複雑化したのかについては答えられないでいる。この謎を解明するため、著者は、自然科学の成果を西洋哲学の叡知によって大胆に解釈。「進化の設計図」を描き、DNAを操作する、地球に宿る巨大な知性=「惑星意識」の存在を提唱する。進化生物学の既成のパラダイムを打ち破り、新分野を切り拓く、野心的な科学エッセイ。
目次
第1章 宇宙創造
第2章 生命の芽生え
第3章 最初の原始細胞
第4章 カンブリア紀の開花
第5章 「すべてを見抜く」眼
第6章 脳―問いかける心の座
第7章 ダーウィン主義による革命
第8章 生物のデザインが意味するもの
第9章 心の概念と現代物理学
第10章 惑星心場と情報
第11章 惑星心場と宗教の進化
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