内容説明
スージーとピーターは、テレサとウィリーという天使といつもいっしょ。天使たちは、おとなの知らないことをいっぱい話してくれる。でも、おとなたちは、天使のことを分かろうとしてくれない。そんなとき、天使につれられて行ったのは、とても美しく、しあわせな「愛の世界」だった。「臨死体験」研究の第一人者キューブラー・ロスがはじめて書き下ろしたスピリチュアル・ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいひさん
2
この本を書いたキューブラー=ロスさんは自らのものを含め、様々な臨死体験に基づき死後の世界について語る精神科医。人間は其の身に神様を宿してゐる。其れは若しくは天使と呼べるのかもしれない。そして天使は、死んだ後に平和に包まれ愛が溢れる神のみもとへ帰り、本当の美しさを手に入れる。綺麗な世界観で私は嫌いにはなれないのだけれど、其れでは生きてる間はどうしませう。2016/08/04
yuko
2
やっと読んだ、キューブラー・ロス。キューブラーロスの本を大量買いしてしまって数ヶ月。一番簡単な絵本を読了。 ウィリーとテレサという天使が云う。「ほかの人のことをわるくいったり、きめつけたりしたらだめよ。だれもがみな、その人なりにべんきょうし、せいちょうしているとちゅうなの。出会う人、ひとりひとりを分かってあげ、愛してあげるようにしてね」。 きめつける、ことも、人を傷つけるんだよね。2013/11/06
福姐999☆
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解説より。~死ぬことを恐れるよりは、生きているあいだに人を愛することを学びなさい。・・・・・・著者、エリザベス・キューブラーロス博士自身、三つ子のひとりでわずか900gの小さな赤ちゃんだったとは。生まれながらの体験が長じて、愛することと死ぬことを真剣に見つめる生き方に繋がった・・・尊敬する女性。エリザベス・キューブラーロス博士。2014/04/27