内容説明
各種の代替療法と、それによって末期がんから生還した人々を紹介した上巻に引き続き、この下巻では患者の心理的精神的側面とがんとの関係について、さらに多くの研究や実例を挙げつつ探求する。なぜ、同じような病状の患者が同じ治療を受けながら助かったり死んだりするのか?著者グラスマンのインタビューに答える元患者・治療家たちの声は、現代医学が見逃してきた治癒と密接に関わる重大な要素、〈信念〉の問題を浮き彫りにしてゆく。
目次
7 免疫療法(正統的な免疫療法;ヨーゼフ・イッセル療法;ローレンス・バートン療法)
8 心とからだ
9 がん患者のジレンマ
10 生還の条件