内容説明
知らないうちに心が曇ることがあります。でも大丈夫です。その心の中に立ちこめているものを吹き飛ばせばいいのです。まるで大きな扇風機をぐんぐん回して新鮮なクリーンな風で何もかも吹き飛ばすように。すると心に青空が広がります。この本はその方法を、具体的に、手順を追って解説。
目次
第1章 柳はみどり、花はくれない
第2章 心はどこにあるのだろう
第3章 素晴らしい恍惚感
第4章 心の仕組みがわかる
第5章 釈迦といういたずらもの
第6章 禅の修行のからくり
第7章 「まっ、いいかぁ」と言ってみる
第8章 心に青空が広がる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
じぇりい
6
自分の状態に気づく事が大切らしいけど煩悩だらけの私、修行の道は厳しいわぁ。でも、まっ、いいか!2015/02/27
百栗豆茶
4
一休さんの道歌、「見るごとにみなそのままの姿かな、柳はみどり花はくれない」。そして、尼僧千代能が悟ったときの歌、「とにかくにたくみし桶の底ぬけて、水たまらねば月もやどらず」。悟っても、分からないことは依然として分からない。ただ、分からないものを分からないままに放って置くことができるだけ。世の中には『頭』には決してわからないこともある、それが理解できるだけ。思考を観照して、思考が走ることに巻き込まれないようにすること。そうすると心がどんどんクリアになっていくと言う。今も昔も心は変わらない。良書だと思います。2020/08/08
箱入り嫁
2
★ありのままを認める⇒自分の心を見る⇒自分の心の動き方を見る ★欲をゼロにすると、 自分は単にハスの葉のうえの白露のように無色透明になります。。。読んだ本で紹介されていたので再読。一休道歌にそって、修行の道中!目指す地点は「悟り」!! その道を一歩でも二歩でも進めば進むだけ、 心はどんどん晴れてくるのだそうです。 あくまでガイドブックはガイドブックだ、 修行は自分でしないと何にもならない。 修行の道を歩いてみようと思います^^* まずありのままの自分を認める。 そして、『まっいいかぁ』ですね! 2011/06/02
おとみ
1
悟れなかったけど、「まぁ、いっか」と思えるようになりたいとは思いました!2014/11/30
syuri
1
一休さんの一休道歌から、悟りに向かうヒントを笑雲先生が丁寧に解説してくれる本でした。2014/03/18