内容説明
医療費削減、病院の統廃合…、吹き荒れる逆風の中で、真に患者の声を主体とした医療を確立し続ける地方国立病院が、全力で実践してきた「魂の活動」の全記録。「生きる」ことを選択した人びとの過酷ながらも、尊い生のドラマ。
目次
第1章 難病医療の現在(医学の進歩と難病医療;私とALS医療との関わり ほか)
第2章 患者さんとご家族の声(ALSと共生する患者さんの声;患者さんのご家族の声 ほか)
第3章 医療従事者たちの苦闘(ALS病棟の一日―広瀬喜代子;作業療法士とALSとの出会い、その関わり―曽根弘喜 ほか)
第4章 ALS医療から学ぶ貴重な体験(人生の師に出会う;天国と地獄の寓話 ほか)