目次
第1章 “人間・神の子”は立憲主義の基礎(立憲主義とは何か;立憲主義は近代天皇制の根幹;立憲主義の基礎となる“人間・神の子”の教え)
第2章 立憲主義の否定―安倍政権は独裁への道を開く恐れがある(多数者の支持による独裁;自ら敵を作り出す安全保障政策;緊急事態条項による“内閣独裁”)
第3章 “神の子”の良心に基づく立憲民主主義と平和をめざして(地球温暖化が安全保障を脅かす;地下資源・海底資源へのこだわりが敵意を生む;日本は資源のない国?―「地上資源」は豊富にある;選挙権には「公務」としての側面もある;すべての生命が神において兄弟姉妹である;“神の子”の良心に基づく立憲民主主義を支持します)
著者等紹介
谷口雅宣[タニグチマサノブ]
1951年、東京都生まれ。青山学院大学法学部卒、米国コロンビア大学修士課程修了(国際関係論)。新聞記者を経て、2009年から生長の家総裁。現在、国内各都市で開かれる生長の家講習会の講師等をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroyuki Fujiwara
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立憲主義について学ぶことができた。信教の自由などはこの立憲主義をベースにしているということ。国家が宗教を強制していた時代もあり、宗教争いを原因とした戦争もあり、立憲主義ができてきたという歴史があってそのような教訓を踏まえてのもの。現政権はそうしたものをないがしろにして立憲主義を古いものとしている。世界の立憲主義と民主主義のあり方との対比などを通して、より優れた仕組みを理解することができた。選挙に投票するにあたっても自己の利益のみを考えるのではなく、世界の人、すべての生物までをも考えた行動をしたい。2017/02/19