- ホーム
- > 和書
- > くらし・料理
- > 和洋裁・手芸
- > パッチワーク,キルティング
出版社内容情報
元スーパースターの著者が、結婚を機に引退した後、真摯に続けてきたキルト創作。家族のためにつくった温かで微笑ましい作品から、クリエイターとしての斬新な作品までが掲載、それらにまつわる数々のエピソードや、キルトづくりの舞台裏のストーリーも。
内容説明
引退後の30数年間、時間を丁寧に紡ぎながら、日記のように綴ったキルトの数々。人を思う愛に満ちあふれたそれらの作品が、今、美しい花束のような1冊に。
目次
第1章 今、創り出せる幸せに感謝
第2章 誰かを思い、時間を紡いできた
第3章 夢中で針を運んだ日
第4章 巣立ちのキルト
第5章 ホワイトキルトに憧れて
第6章 教わる喜び、仲間たちとレッスンの日々
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
184
ここに《幸せ》がありました。百恵ちゃん世代ですから、彼女のあれからはとても気になりつつも、そっとしておきたいと願ってました。百恵ちゃんも還暦!そこでのこの一冊。キルトに出会って32年だそうです。素晴らしい作品の数々と言葉たちに私も幸せを感じました。大作は見事です。息子さんのベストやベッドキルト、友和さんの半纏に愛を見ました。百恵ちゃんの写真も嬉しい。この作品集の利益は寄付されるという百恵ちゃんがカッコイイ。素敵な時間を経て今の三浦百惠さんが在るのですね。2019/09/24
小梅
119
三浦百恵さんのキルト。道具や道具入れの使い込まれてる感じが良い。まだキルトを始めたばかりの頃に作った友和さんの半纏が素敵だなぁ〜と思いました。2019/10/18
ゆきち
85
とても素敵な本だった。32年間もキルトを続けている百恵さんは、その一つ一つを大切にし、家族も友人もその作品たちを愛していることが伝わってきた。手芸の中でもキルトはその人の心が映し出されるように思う。デザイン、色彩、そして、それぞれのバランス…その人の全てが伝わってくる。百恵さんの作品たちは、製図もとても丁寧で、驚くほど美しく、愛がある。子どもたちへのキルトも愛が溢れている。そして、それは子どもたちに伝わっていて、子どもたちも作品を愛していることが伝わってきた。どの作品も素晴らしくため息が溢れてしまった。2019/09/25
アキ
71
あの山口百恵さんが32年経って柔和なふっくらとした笑顔で別人のよう。キルトに出会い、信頼できる夫と愛すべき家族に恵まれ幸せそう。御主人の半纏の背中のオレンジ色の斜めに流れるドランカーズ・パスの配列はおしゃれだし、ホワイトキルトも上品でいい。ビーズ織りで作った長男のギターストラップもキラキラしてカッコいい。キルトつくりは誰かを思いながら作るもの。テレビでご年配の男性の言葉が心に残っている<すべての人生において人は人に種を蒔くために生まれてきた><重要なことは人生に計画を立てないこと、心が人生を示してくれる>2019/08/25
ann
58
針仕事が何より苦手な自分が思わず手に取っていた。憧れながらも未知な世界。ホワイトキルトの息を呑むような静謐さ。ふっくらと幸せなご様子と凛とした姿勢はもう「山口百恵」ではなく、日本を代表するようなキルト作家の佇まいだった。2019/08/18
-
- 和書
- 本屋な日々 青春篇