世界手芸紀行―毛糸だま特別編集 アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中米の手仕事をつなげる日本人女性たち

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  • サイズ B5判/ページ数 160p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784529056304
  • NDC分類 753
  • Cコード C0026

出版社内容情報

大好きな国の魅力的な手芸を「仕事」にした日本人女性たちのストーリー。人気特集からのピックアップ、新たにインタビューも掲載。

内容説明

“好き”を“仕事”にした日本人女性たち。大好きな国で仕事をしたい!魅力的な手仕事を知ってほしい!その強い気持ちで起業した女性たちがいます。いかにして、彼女たちが夢を実現したか、そのストーリーがここにあります。

目次

第1章 現地の生産者とともに、もの作り(グアテマラ共和国―マヤの伝統が息づく「ウィピル」;メキシコ合衆国―民族衣裳を華麗に彩る「オアハカの刺繍」;ポーランド共和国―小さな村の温かな機織り「ヤノフ村の織物」 ほか)
第2章 現地の手仕事や文化を伝える(トルコ共和国―イーオネヤ・ロード、過去から現在へ「イーネオヤ」;インドネシア共和国―織りの島 腰機から生まれる纏いの布「西ティモールのブナ織り」;ハンガリー―花と色あふれる、ハンガリーの刺繍「カロチャ」 ほか)
第3章 現地の手芸を日本に広める(パナマ共和国―生命力あふれるクナ族の民族手芸「モラ」;オーストリア―ハプスブルク家の女たちに愛された刺繍「プチポアン」)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

51
世界の刺繍文化に魅了された日本人女性たちが、国々を繋げる活動として「手仕事」に尽力している。“好き”をいかにして“仕事”に変えたか、また自身が関わっている国の手仕事や文化、生活にまで言及し語っている。火中に飛び込む猪突猛進さで、僅かな資金を元手に紆余曲折ながら成功をおさめた彼女たち。細腕の逞しさが誇らしくなります。トルコ、インド、メキシコ…刺繍作品をカラーで紹介する紀行。グアテマラの小鳥たちをモチーフにした【ウィピル】は、生命の輝きに満ちていた。大阪『チャルカ』さんの登場ににっこり。ネット情報掲載有。2017/03/21

G-dark

24
各国の人々の暮らしに根ざした品を紹介している本。手作りならではのぬくもりが伝わり、行ったこともない国の品なのに懐かしく思えます。その国に友人や知人が居たわけでもないのに、その国を好きになっていつの間にか移住していたと話している日本人女性もいて、ご縁というものの不思議さに驚かされます。「〝もの〟ってコミュニケーションツールだと思いませんか?言葉が通じなくても、同じ布を見て、同じように感じ合えれば、お互いに分かり合えるように思います」という文にも、美しいものを美しいと思う心に国境は無いのだと気づかされました。2021/10/02

ケイプ

16
世界中、いたるところに代々受け継がれてきた手仕事。なんて繊細で美しいんでしょう!たくさんの時間をかけられて作られたのが見てわかります。それは穏やかな気持でひと針ひと針、暮らしとともにあるんですね。そんな手仕事を世界の国々に繋げている日本人女性たちが紹介されています。中でもインドのソズニ刺繡、目を奪われました。あぁ、実際にこの目で見てみたい。かわいい刺繡を訪ねて、手仕事の国に行こう!ツアー、私も参加したい。2017/08/31

はるき

14
 世界の美しい手仕事と、それに携わる日本女性のお話。とにかく美しく、主人公たちがキラキラ輝いている。楽しい本でした。2023/10/04

びっぐすとん

12
図書館本。新聞書評見て。刺繍は大の苦手だが、人の作品を見るのは好き。作品はため息が出るほど美しい、細かい作業を気が遠くなるほど時間をかけて出来上がる手仕事の極み。手織りの布も素晴らしい。今回はじめて知ったトルコの「イーネオヤ」かっ可愛い❤️その細やかさに息を飲む。遥か昔から女性は子育て、家事をしながら機を織り、刺繍を刺してきた。忍耐を必要とする作業だが、それはまさしく女性の生き方そのものだったのかもしれない。華やかな刺繍は心を癒してくれただろう。今でも刺繍がお嫁さんの条件だったら、私は結婚出来ないなあ。2019/07/19

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