出版社内容情報
王室の戴冠式用ローブに施されたゴールドワークや伝統的な刺繍技法の数々。英国王立刺繍学校は、その技法の伝承のために作られた学校です。そこで、最初に学ぶ技法(ホワイトワーク、スタンプワーク、ジャコビアン、ゴールドワーク)とビーズワークをやさしくご紹介します。
内容説明
イギリス刺しゅうってなんでしょう?留学して、イギリスの伝統刺しゅうに触れて、もうすぐ4年。これまでに、何度もこの質問に出会ってきました。イギリスの刺しゅうには、他のヨーロッパの刺しゅうと共通するものと、技法は同じでもイギリスで特に発達したものや、テザインや技法的にも、イギリス特有のものとがあります。この本では、刺しゅうが初めての方にも、刺しゅうの経験があって、さらにイギリスの刺しゅうに興味のある方にも楽しんでいただけるように、伝統的なスタイルを、できるだけ少ないテクニックで、日常使う小ものに生かしてみました。
目次
Beads Embroidery
Whitework with Beads
Beadwork
Stumpwork
Jacobean Embroidery
Goldwork
Beads on Canvas
Irish Whitework
Let’s Enjoy
Bead Embroidering
How to Make
著者等紹介
二村恵美[ニムラエミ]
国際基督教大学・大塚テキスタイルデザイン専門学校2部ウィービングデザイン科卒業。フリーランスのビーズ作家として、書籍・雑誌で作品を発表。教室主宰ののち、2000年9月より英国王立刺繍学校(Royal School of Needlework)に留学。日本人では初めて3年コースで学び、在学中は学内コンテストで複数の賞を受賞、首席の成績で卒業する。現在、東京・名古屋でニードルワークの教室を主宰、国内外の雑誌・書籍などで幅広く活動中
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