出版社内容情報
光に透けた時の縫い代の美しさ、絹、麻ならではの繊細な素材感。韓国伝統のパッチワークであるポジャギは、今、日本で注目されつつあります。
この本では暮らしに合ったテーマを設け、様々なポジャギを紹介しています。袱紗や覆い布など伝統的なポジャギ。テーブルクロスやスカーフなど新しい楽しみ方を取り入れたポジャギ。どちらも現代の暮らしに新しい風を吹き込んでくれます。
写真入の詳しいレッスンページ、全作品の作り方も掲載。はじめての方もぜひ挑戦して下さい。
--------エディターズレビュー--------
幾何学的な模様と美しい色彩を持つポジャギ。はじめはただその美しさを鑑賞するばかりでした。しかし、一枚一枚に様々な願いが込められているということ、ひとつひとつ形式があり、全てのことに意味があるということなどを知り、とても奥深いものなのだと改めて感心し、より魅力的に感じるようになりました。
この本ではより親しみを持ってもらうよう、現代の日本の暮らしにも合うように、伝統を生かしつつ、モダンにアレンジしてあります。
作り方が独特ともいわれるポジャギですが、写真入りで詳しくレッスンしてありますので、ぜひ挑戦してください。
内容説明
名もない女性達のポジャギという針仕事。この李王朝の針仕事・ポジャギを普段の暮らしの中で楽しんでいただきたい。“飾る”“覆う”“敷く”“包む”“楽しむ”といった、暮らしの目的に合わせた提案をした。
目次
飾る
覆う
敷く
包む
楽しむ
はじめての人のための基礎レッスン
著者等紹介
崔良淑[チェヤンスク]
韓国・ソウル出身。日本在住。染色・ポジャギ作家、ポジャギ講師として活動中。1985年来日。日本の様々な染色技法を学ぶ。1993年東武百貨店池袋店・船橋店美術工芸サロンにて個展。そごう百貨店八王子店美術画廊にて染布展。以降毎年定期的に開催。1995年染色とポジャギのアトリエ「からむし工房」設立。2000年東京・亀戸にてポジャギ教室開講。2002年東京国際キルトフェスティバル創作部門で奨励賞受賞。2003年東京国際キルトフェスティバルバッグ部門で入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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