出版社内容情報
ドイツバイエルン地方からオーストリアザルツブルク地方に古くから伝わるクラフトです。雪の多い長い冬を木の実やスパイスで華やいだ飾り物をつくって楽しみます。花の少ない季節をリースや花束、壁飾りなどで彩ります。このクラフトはブリヨンと呼ばれる螺旋状の飾りワイヤーを木の実やスパイスといろいろに組み合わせて飾るのがいちばん大きな特徴です。木の実やスパイスのワイヤリングもとても楽しい作業です。
内容説明
ドイツ、オーストリア地方に古くから伝わる手工芸がある。木の実やスパイスなど自然の素材とブリヨンと呼ばれる飾りワイヤーを使い、華やかな色彩のリースや壁飾りなどの室内装飾品につくり上げていくものである。その伝統的な手工芸を自分らしい色彩にアレンジして、作品を仕上げた。自然の恵みに感謝しつつ、楽しみながらつくった作品たちの数々。
目次
木の実とスパイスの作品（ザルツブルガークラフトの魅力；木の実とスパイスの紹介；木の実とスパイスのワイヤリング ほか）
ブリヨンワークの作品（ブーケのブローチ；天使のプレゼント；深まる秋に ほか）
プロセス解説（クッションサシェ；タオルハンガー；ガラスのバスケット ほか）
著者等紹介
西京子［ニシキョウコ］
福岡市出身、在住。結婚後、航空会社勤務の夫に伴い、ヨーロッパ各地を旅行する。この間に各地の文化に触れ、ヨーロッパ刺しゅう、レース編み、チャイナペインティングなど様々な手づくりに興味を持つ。１９８９年、ドイツの木の実の工芸に出会う。１９９４年、福岡市においてザルツブルガーアート教室「スタジオカノン」を始める。２００１年、「ザルツブルクからの贈り物（海鳥社刊）」を出版。２００２年１月より、日本ヴォーグ社でクリエーターズギルドクラブ主催の定期講座を開講。名称をザルツブルガーゲシェンク（贈り物の意）と名づける。最近はザルツブルク地方の伝統工芸である「クロスターアルバイト（ビーターマイヤーブリヨンワーク）」に惹かれ、現在は探究中
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