出版社内容情報
伝統の発酵食品「酒粕」で、カラダにうれしい健康生活を始めましょう!
●今、日本では吟醸、大吟醸など酒蔵で造られるおいしい日本酒の数ほど、おいしい酒粕が生まれ、多くは廃棄されています。その酒粕に着目した管理栄養士が、300種以上の酒粕を研究し、食べてわかった! 本当においしい酒粕とその食べ方を紹介します。
●「飲む美容液」といわれる発酵食品・酒粕。旨み成分といわれる必須アミノ酸、代謝や免疫の維持に欠かせないビタミンB6などが豊富なのはもちろん、レジスタンスプロテインと呼ばれる余分な脂質を排出するタンパク質、腸を整える食物繊維、肌のコラーゲン密度を増やし、美肌を維持するα-EGという成分なども含まれています。1日50gの摂取で不調もトラブルも改善!
● クリーミーなまったり感とコク深い味わいは、乳製品の代用にはもってこい! 乳製品なしで、ホワイトソースもグラタンもチーズケーキも作れます!
●旨み成分が多く、基本的にだしは不要。油や砂糖、塩分を控えても満足感があるため、話題の「四毒抜き(乳製品、小麦粉、砂糖、植物油なし)」レシピも酒粕を使えばかんたんに実現! 本書ではデザート含め50品中、20品が「四毒抜き」レシピです。
●主菜、副菜~デザートまで全50品を紹介します。粕汁や粕漬けだけではない、目からウロコの酒粕の使い方が続々!
●酵素のはたらきで肉や魚を柔らかく消化しやすくし、漬ければ保存性もアップします! アルコール成分が8~10%含まれる酒粕の、アルコール分の飛ばし方もていねい解説しているので、アルコールに弱い方、高齢者やお子さまも安心しておいしく食べられます。
著者プロフィール
さけ かす子
酒粕をこよなく愛する管理栄養士。東京農業大学栄養科学科卒。現在は、新潟大学大学院博士課程(日本酒学)にて酒粕の機能性研究に従事。大学時代に酒粕の美味しさと栄養価の高さに魅了され、今まで食べてきた酒粕は300種類以上。「美味しく食べて健康」をモットーに、酒粕の魅力発信や多様な食に活かせる講座などの活動を経て、2025年3月合同会社酒かす研究所を設立。代表となる。夢は「美味しく健康に良い新しい酒粕を作る」こと。
【目次】