出版社内容情報
妊娠中から乳幼児期、思春期までの子育てトラブルへの備え&解決に役立つ
わが子を守るための法律Q&A100!
内容説明
法の知識は最強のお守り。いじめ、体罰、虐待、SNS、不適切保育etc…妊娠中から思春期まで育児トラブルの備え&解決に役立つ。わが子を守る法律Q&A、弁護士が答える100!
目次
Prologue 子どもをまもる「法」
1 妊娠中~乳児期のトラブル
2 幼児期のトラブル
3 いつでも身近にあるキケン
4 小中学校でのトラブル
5 子どもの気になる行動
6 いじめは絶対に許されない
7 家庭でのトラブル
著者等紹介
高橋麻理[タカハシマリ]
弁護士。第二東京弁護士会所属。弁護士法人Authense法律事務所。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2002年検察官任官。東京地検、大阪地検などで勤務後、2011年弁護士登録。社外役員(社外取締役・社外監査役)に就任し、社内不祥事予防等業務に従事する一方、子どもが関わる離婚問題、子どもに関わる犯罪、学校問題等にも取り組み、子どもへの法教育として小中学校でのいじめ予防授業、保護者向け講演なども行う。法律問題を身近なものとしてわかりやすく伝えることを目指し、テレビ、ラジオ、新聞等メディア出演も多数。一人の母として子育て奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
7
図書館にて。23年8月刊行の新しいものなのでざっと目を通した。著者は検察官上がりの弁護士。社外役員(社外取締役、社外監査役)に就任、と▲本書は中学生くらいまでの子どもトラブルを想定。未成年の場合は刑法に関わるところでは少年法なので、15±2才あたり▲令和5年4月1日に「こども基本法」施行、「こども家庭庁」発足。本書、こども家庭庁について言及ないのはカテゴリ的には仕方ないかもだが、不親切と感じた。2023/10/07
U-Tchallenge
0
子どもたちの生活というのはトラブルの連続である。トラブルと言っても大きいものから小さいものまであるが。トラブルを回避しようとしても何かしらは巻き起こる。それは子どもが生き生きと生活している証拠でもある。とは言え、トラブルを何でも歓迎とは言えないのが実情である。読みながらこんなことないといいのだけど、と思った。転ばぬ先の杖として知識はお守りになるだろう、と思った。親だけでなく教師等の子どもの保護者としては必読の一冊であった。2025/01/04
つのつの
0
子供に関する法律。もし加害者になってしまったら、被害者になってしまったら。そうならないように、普段から子供と話すこと、子供の話をきちんと聞くことが大事。 子供時代どうだったかを思い出しながら読んだ...虐待の話を読んでた時に、私は当時、虐待にあってたのかと思いちょっとナーバスな気持ちになってしまった。自分の子供にはそんな思いをさせないように子育て頑張ろう。2024/09/29
もつなべ
0
子どもに関係する法律にどんなものがあるか全く知らなかったものとしては、とても勉強になる本でした。これからどんなトラブルに巻き込まれるかもわかりませんし、何かあってから動くより、知識としてしっておくだけでも安心できるし、知識の習得により迅速かつ的確な対応ができれば、親も子もまた相手がいれば双方にとってベストな方法を見つける手立てになると思いました。図書館で借りて読みましたが、今後のためにお守り代わりに持っておきたいと思い、購入しようと思います。2023/12/23
きょんきき
0
妊娠中〜中高生、項目によっては大人になっても参考になるものもあった。100のQ&Aと解説でわかりやすくトラブル対処法が載っていたし、コラムには母親でもある筆者からのメッセージがあり、親として子供にも法律を教えていくことの重要性を感じた。2023/09/21