出版社内容情報
家族が認知症になったら、あなたはどうしますか? 誰もがなりうる脳の病気、認知症。
正解のない認知症の介護に向き合うとき、家族は何に悩み、何を思うのか。
介護の話をすることで、見えてきたものがあります。
二十歳のころから母を介護してきた著者が出会った、認知症になった家族と生きる8人の物語。
若年性アルツハイマー、脳血管性認知症、老人性うつ、老老介護、ヤングケアラー、
結婚、遠距離介護、介護うつ、施設入所、徘徊、弄便、胃ろう、寝たきり、看取り……
今まさに介護と向き合っている人、そしてこれから介護と向き合う全ての人に、
それぞれの介護のかたちを見つけるヒントとなる一冊。
内容説明
ひとりで抱え込まないで、いろんな人の話を聞いて、そして、周りの人に自分の話をしてみてください。介護について、家族について、話をしているうちに勇気が湧いてきて、また明日もがんばろうと思えたりするものです。介護に正解はありません。現実を知ることで前向きになれるヒントが、ここに詰まっています。
目次
1章 最後までそばにいたいから、家で看る
2章 寂しさに寄り添いたい
3章 生きていてくれるだけで幸せ
4章 地方にいる親を介護することになったら
5章 介護で成長した家族
6章 介護は「してあげる」のではない
7章 介護をめぐる職場の現実を知る
8章 知識が力になると信じて
9章 介護への「心構え」を伝えたい
10章 介護してきて本当によかった
著者等紹介
岩佐まり[イワサマリ]
フリーアナウンサー、社会福祉士。55歳で物忘れが始まった若年性アルツハイマー型認知症の母を、20歳から19年間介護している。現在は、要介護5となった母と夫との三人暮らし。在宅介護を支援するための個人事務所として「陽だまりオフィス」を立ち上げ、相談の受付や、全国での講演会活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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