子どもの性同一性障害に向き合う―成長を見守り支えるための本

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子どもの性同一性障害に向き合う―成長を見守り支えるための本

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784528021853
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C2047

内容説明

自分の性別に違和感を抱く子どもに親と先生ができることとは?大切な未来をよりよく考える!

目次

1 性同一性障害当事者の世界から
2 性同一性障害・性同一性障害当事者とは
3 事例に見る性同一性障害当事者の声
4 親にできる心の準備と用意
5 学校や先生ができる合理的配慮
6 生きづらさの理解のために
7 性同一性障害と共に生きていくには

著者等紹介

西野明樹[ニシノアキ]
臨床心理士、心理学博士。一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会代表理事。日野市立子ども家庭支援センター心理専門相談員。高幡心理相談所所長。認定特定非営利活動法人がんサポートコミュニティーファシリテーター。目白大学大学院心理学研究科(2015年、博士号(心理学)取得)。1980年代に女児として出生。10代終わりに「性同一性障害」という言葉に出会い、それまで内に隠していた「どこか周りとは違う」という感覚が性別違和感によるものだと認識。埼玉大学在学中に性別移行を模索し始め、「性同一性障害当事者の社会的適応上の苦難と試行錯誤」を研究テーマに据える。その後、困難に直面した人々の悩みに寄り添いながら、臨床心理的援助活動・援助の質を高めるための研究活動などを行ってきた。性同一性障害の当事者性をもった稀少な臨床心理士として、全国の当事者やその家族、当事者団体の相談を受けるとともに、将来の教育や医療を担っていく学生やスクールカウンセラー、行政職員、一般市民、中高生などを対象とした講演や研修の講師なども精力的に務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tellme0112

12
良かった。性別違和という表現を最近知った。先回りしちゃいけない、カミングアウトには三度ある。三種類あることを知った。人生初のカムアウトは三つ目のカムアウトだった。自立した人からのカムアウトだったのだ。一つ目の「生きるためのカムアウト」、という表現が心に留まった。死にたい、の奥には、ありのままの自分として生きたい、という願望の裏返し、という言葉もここらにしみた。決めつけてはいけない。先回りもいけない。本人の意思の確認…。二元論ではない2018/08/23

TAK.I

9
自身も性同一障害の当事者である著者が、子どもたちを理解する上で知ってほしいことなどをまとめたもの。学術的な研究調査物とは異なり、具体的な相談事例からその対応の仕方や、寄り添い方について丁寧に書かれているので読み易い。悩んでいる本人が今、そして将来を安心して楽に過ごしていくのに役立つことをしていく姿勢を忘れてはならない。安易な性別二元論の意識を変えたいが、悩みは人それぞれ違うので画一的な配慮に陥らないようにしていきたい。先回りの対応が拙速で、本人にとって酷な状況になってしまうこともあるので、見極めも難しい。2021/04/11

takizawa

4
「私は性同一性障害を自認しているけれど、女性から男性になりたいわけではない。私は私のことを男性とも女性とも思っていない。あえて言うならよく分からない。」性別二元論を超えた人間同士として価値ある時間を共に過ごせるようになることを願ってこのような温かい本が出版されたことに深く感動した。性の多様性って、曖昧な事柄を曖昧なままにしておくスキルが要求される分野だなあと改めて思った。著者の西野さんは日野市の職員さんとのこと。色々と凄い。2018/06/21

そーすけ

2
手術に慎重。性別二元論に否定するが、ジェンダーフリーではないと主張。2022/11/14

りんふぁ

2
先回りしすぎないよう、情報を元に勝手に解釈しないよう、子供に寄り添う心と視点が大切。2018/06/28

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