内容説明
日用品が毒になる!!あなたは、さまざまな有害化学物質を毎日、皮膚から体内に取り込んでいる。化粧品、合成洗剤、シャンプー、歯みがき剤、そして食品中にも多くの有害な化学物質が含まれていて、アトピー、ガンなどの病原といわれている。本書では、その自然排泄のしかたと予防法を教える。日用品に含まれる「化学物質」リスト付。
目次
第1章 日常生活に氾濫する危険物質(石油からつくられた「有害化学物質」の誕生;生体プログラムに「合成化学物質」の文字はない ほか)
第2章 皮膚から吸収される経皮毒物質(有害化学物質が入り込む経路の恐怖;「経皮毒」のすさまじさを教えたサリン事件 ほか)
第3章 日常生活に満ちあふれる経皮毒物質(まず成分表を確認してみましょう;家庭用洗剤の恐怖 ほか)
第4章 有害化学物質が引きおこす環境問題(今、私たち自身が人体実験を受けている;家庭廃水による水質汚染 ほか)
第5章 私たちが心がけること(有害化学物質の蓄積を食い止める)
巻末資料・日用品が毒になる―化学物質のリスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとう
1
「可能性がある」「と言われている」「と考えられています」のオンパレード。不安を煽る本の典型。論文でないから何とでも書ける。後半はツッコミ入れながら読むのに疲れて流し読み。2017/02/24
takejin
1
煽るけど響かない典型だった。害が予測されるという点が多くて、現実感がない。症状の具体例とか、発症人数などの具体的検証がなされていると、まだ聞く耳もったのになぁ。2013/01/25
margarita
0
仕事の資料。怖いことばかり書いてある。最後の方に回避する方法はあるものの、少し物足りないかなー。2016/06/02
僕素朴
0
石油由来の有害化学物質が日常生活に溢れている、口・肺・肌の3経路のうち、肌からの吸収に無防備すぎる、という警告。経皮毒は、血液に入ればまだ肝臓で排出できるが、リンパに入ると体内に蓄積する一方だという。怖いよー。皮膚が高温だと吸収性が上がるため入浴時がとくに危険らしい。あと安全性・吸収性を高めるために薬は食品よりも防腐剤や安定剤がきついという話も怖かった(そのわりに最後にやたらサプリを勧めるのが謎)。指定成分は完全には避けられないけど、リスクは自分で管理するとして、ハザードは知っていたほうがいいよね。2009/11/08