出版社内容情報
海岸・港湾工学が対象としている空間は海に面しているために、津波、高潮・高波などの大きな外力が発生すると甚大な影響を受けることになります。台風による高潮対策、南海トラフや首都直下型地震津波への対策が進みつつあります。
漂砂と海岸侵食、水質問題といった問題のある一方で、海上風力発電、波力発電、潮汐発電、海流発電などの自然エネルギーの開発、情報技術の発達により海岸への波の予測も精緻化するなど技術革新も進んでいます。
本書では、海岸・港湾工学の歴史的な役割と近年中の急速な技術の向上を踏まえて、海岸・港湾工学を平易に解説します。
【目次】



