出版社内容情報
射出成形はプラスチックの加工、成形方法の中で最も一般的な方法です。その射出成形における不良には、さまざまなものがあります。?
設計の段階で気づければよいですが、作業工程の中で不良が発生すると、現場での対応が求められます。
本書では、著者が世界の工場で体験したトラブル事例を織り交ぜながら、不良の発生原因とその対策法について解説します。カラー写真、図を多用し、理解を促します。
【目次】
内容説明
開発・試作にも対応。ホントにあったトラブル事例だからよくわかる!
目次
第1章 射出成形について
第2章 射出成形品の不良例
第3章 ショートショットとバリ
第4章 ひけとボイドおよびしぼ問題
第5章 寸法と反り
第6章 ウエルドラインとフローマーク
第7章 その他の不良対策
著者等紹介
横田明[ヨコタアキラ]
技術士(化学部門、高分子製品)、特級プラスチック成形技能士。過去、プラスチック成形加工学会技術賞および日本合成樹脂技術協会賞受賞歴あり。大手機械メーカーにて、射出成形機の設計、新成形技術研究開発(上級主任研究員)を行った後、その技術展開のため関連会社射出成形工場に責任者として出向。成形品質および生産性向上に寄与。多くの射出成形一・二級技能士も育成。その後、外資系自動車メーカー(担当部門はグローバル部品メーカーとしてスピンオフ)に移り、自動車樹脂部品の開発を担当。射出成形部品の成形問題を事前予測して、新規開発に展開する方法を採用することで開発期間の効率化とコストダウンを達成。欧米含む世界全社のシニアテクニカルフェロー5人のうちの1人として、アジアをはじめ、欧米、南米などの海外で金型開発、射出成形技術指導を行う。海外技術視察・指導、30か国250回以上。退職後、現場のわかる技術コンサルタントとして、「技能から技術へ」をモットーに指導中。6シグマブラックベルトでもある。ペンネーム、有方広洋(Arikata Koyo)でも出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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