出版社内容情報
「わかりやすーい」「なんでこんなに理解しやすいの!」と好評シリーズの第4弾で、機械材料選定のための実務入門書。機械設計者を中心とした技術者が利用できる材料には、膨大な種類が存在し、材料選定の良否は製品の品質やコストを大きく左右する。適切な材料を選定するためには、材料が持つ様々な特性、例えば物理特性や機械特性などを理解することが不可欠。さらに、熱処理や表面処理などの調整方法、加工特性やコスト、環境への影響などといった要素も考慮しなければならない。これらを総合的に判断し、膨大な選択肢から適切な材料を選定するための基礎知識と資料をフローチャート方式で一挙に紹介する。付録としてシリーズ好評の「便利帳」を巻末に掲載。基礎の積み重ねが実務になる。限られたページ内にこれでもか!と詰め込んだ、実務のための基礎知識本。
【目次】
内容説明
わかりやすく、やさしく、やくにたつ。
目次
序章 材料選定の重要性と材料の基礎知識
第1章 [物理特性]材料選定フローチャート
第2章 [機械特性]材料選定フローチャート
第3章 [熱特性]材料選定フローチャート
第4章 [化学特性]材料選定フローチャート
第5章 [電気特性]材料選定フローチャート
第6章 [加工特性]材料選定フローチャート
第7章 [その他の特性]材料選定フローチャート
付録 材料選定便利帳
著者等紹介
田口宏之[タグチヒロユキ]
1976年長崎県長崎市生まれ。田口技術士事務所代表。技術士(機械部門)、博士(情報工学)。九州大学大学院修士課程修了後、東陶機器(株)(現、TOTO(株))に入社。12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、電気温水器等の水回り製品の設計・開発業務に従事。金属、プラスチック、ゴム、木質材料など様々な材料を使った製品設計を経験。また、商品企画から3DCAD、CAE、製品評価、設計部門改革に至るまで、設計業務に関するあらゆることを自らの手を動かして実践。それらの経験をベースとした講演、コンサルティングには定評がある。2015年、福岡市に田口技術士事務所を開設。2024年に九州工業大学で博士(情報工学)を取得。毎月十万人以上が利用する製品設計者のための情報サイト「製品設計知識」の運営も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。