出版社内容情報
化石燃料の高騰で電力コストが上昇する中、電力取引市場や再生エネルギーなどを活用しつつ、電力コストを抑制するために、どのような工場内の対策が必要かなどについて解説する。
内容説明
電力価格の上昇は終わらない。新生産プロセスの構築と顧客向け新サービス提供を目指した賢い電力調達術。工場長・電力調達企画マネジャーに贈る必読の書。自然エネルギーの変動に合わせた操業調整の巧拙で差がつく!
目次
第1章 電力供給の基礎知識(変わる電力システム;電力サービスを提供する電気事業者)
第2章 工場での電気の使い方(基本的な電力の利用方法;工場ごとの操業の特徴)
第3章 電力コスト削減に関わる制度・市場環境(市場を活用した電力調達;電力調達のための自社設備建設;小売・市場活用・自社設備の料金比較;操業時問調整によるコスト削減)
第4章 電力コスト削減の実行(不確実性への対応;調達電力の見直し;電力コスト削減モデル;推進体制のあり方;コスト削減をサポートする電力サービス事業;今後に向けて)
著者等紹介
瀧口信一郎[タキグチシンイチロウ]
株式会社日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリスト。京都大学理学部を経て、1993年同大大学院人間環境学研究科を修了。テキサス大学MBA(エネルギーファイナンス専攻)。1994年日本総合研究所入社。2016年より現職。専門はエネルギー政策・エネルギー事業戦略・分散型エネルギーシステム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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