出版社内容情報
表面処理を利用しようとしているユーザーに対して、初心者でも理解できるようにやさしく解説。主に機械部品によく利用されている表面処理技術について注力して紹介する。
内容説明
「美しく」「硬く」「長もちさせる」などいろいろな機能を付与できるのが表面処理の特徴です。社会の多様化に即して技術開発や事業化が日進月歩で進んでいます。
目次
第1章 表面処理とその基礎を知ろう
第2章 仕上がりを左右する前処理
第3章 寿命を延ばすためのめっき
第4章 美観を保護する塗装
第5章 薄くて硬いドライコーティング
第6章 表面熱処理で基材にひと工夫を
第7章 表面を正しく評価する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruki
1
耐摩耗、耐熱、耐疲労、装飾などを目的とした多様な表面処理を概観する。除去加工:洗浄、研磨、エッチング。付加加工:構造変化(焼入れ)、元素注入・含侵(浸炭、窒化)、化成処理(陽極酸化)、基材と異なる処理層形成(めっき、塗装、PVD)、処理層形成+元素拡散(溶融めっき、熱CVD)。表面の一様性、反応性、緻密さ、熱負荷、基材との親和性などが考慮される。CVD、PVDあたりのプラズマ+化学反応、減圧+電場+運動量の物理エネルギー活用のクロスオーバー領域の原子の多彩な振舞いの違いによるマクロな性質発現が興味深い。2023/10/12
Ta283
0
基本の基本を学ぶ、知らないことも多かった2024/10/31
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