愛の言葉―箱根ガラスの森美術館のひみつ

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418162109
  • NDC分類 751.5
  • Cコード C0072

出版社内容情報

箱根ガラスの森美術館の館長が語る演出術と経営術。美術館を歩くように展開する館内と庭園の数々の美しい写真とともに紹介する。###############################################################################################################################################################################################################################################################

岩田 正崔[イワタ マサタカ]

内容説明

リピーター率50%!なぜまた行きたくなるのか。「箱根ガラスの森美術館」館長が自ら語る“人気を呼ぶ”経営術。

目次

第1章 火山の麓こそヴェネチアン・グラスがふさわしい(ヴェネチアのストーリーの中に入り込んで;ヴェネチアン・グラス1000年の歴史のコレクション ほか)
第2章 五感で楽しむ美術館(扇子のチケットのデザインをよく見てみると…;まずは自分の好きな作品と出会うこと ほか)
第3章 箱根の四季が美術館を彩る(自然の変化ほどインパクトの強いものはない;200種類のバラと70種類のアジサイに魅せられて ほか)
第4章 展覧会の企画はこうして生まれる(展覧会のアイディアを「形」にする力;見通しが立てられなければ展覧会はできない ほか)
第5章 「作品+人」で美術館は成立する(箱根ガラスの森美術館の営業は徹底的な徹底;ホテルのフロントに愛されなければ始まらない ほか)

著者等紹介

岩田正崔[イワタマサタカ]
箱根ガラスの森美術館館長。1939年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。大手百貨店に入社後、学芸員資格を取得し、百貨店の企画部・美術部において500以上の美術展・企画展を手がけ、国内外の美術界におけるネットワークを築く。1996年、株式会社うかいが設立した箱根ガラスの森美術館の開館と共に館長に就任。公的支援のない私立美術館館長として、美術館の学芸的な使命を第一に置きながら、培ってきた経営ノウハウを駆使し、「集客力のある」美術館に育て上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すみの

25
箱根ガラスの森美術館の取り組みを岩田正崔館長の言葉と収蔵のヴェネチアン・グラスや館内、庭園風景の写真で説明。私設美術館ではあるが、年間約50万人の来館、リピーター率50%と驚異の数字を叩き出すその経営努力。タイトル『愛の言葉』とは、数々の写真とともに紹介されている大作家たちの作品の一文(歴代の名訳で)ということか?写真『ミルフィオリ・グラス・ランプ』に添えられた小プリニウス『愛情こそ最良の教師です。』(國原吉之助訳)など、この本の編集も読者の心を擽る工夫あり。2017/03/15

Monty

2
爽やかな秋晴れ。何となく穏やかな気分になりたく、縁あって手元に迎えた一冊を手に。うかい創業者がつくった箱根ガラスの森美術館。読むだけでも穏やかに、煌びやかになれたので、足を運ぶとより一層素敵なひと時になれるかと。2024/10/14

mayuko

2
ガラスの森美術館がとても良かったのでショップで見つけたらこちらの本も読んでみました!とても良かった✨そしてまた行きたい!クリスマスシーズンに行ってみたい!2024/08/16

コンタミ

2
箱根ガラスの森美術館にて購入。当美術館を初訪問して、あまりにも良かったので本も買ってしまった。著者は当美術館の館長。元は百貨店の美術部門の担当だが、1996年の当美術館設立時にヘッドハンティングされたらしい。日本の百貨店全盛期に数々の企画展を手掛けた経験がいかんなく発揮されていて、随所にこだわりが見られる素晴らしい美術館だった。併設の庭園やレストランも大変気合が入っており、外国旅行をしている気分になれる。収蔵品も良いし、さらにリピーターのために定期的に入れ替えしているらしい。再訪希望。2023/10/19

ガッツ

1
家族旅行で箱根の森美術館に訪れた際購入。 作品の紹介だけでなく、箱根の森美術館の成り立ち、造りの意図、美術館に込められた館長の思いがこの本の内容のメイン。特にビジネスとして美術館の経営について触れている部分が多く、それが印象的。2018/09/02

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