出版社内容情報
機械要素の基礎と選定、さらにそれぞれの機械要素における設計目線での留意点や故障モードについての不具合発生原因の特定ノウハウまで、代表的な要素部品を例にして初心者向けにやさしく丁寧に解説する。
目次
「縁の下の力持ち」であり最重要部品である機械要素
第1章 時代をこえてユニークな機構で力を伝え続ける「円筒歯車」
第2章 仕込む場所と荷重特性で使い分ける「コイルばね」
第3章 使用条件によって使い分けるべき「軸受(転がりとすべり)」
第4章 絶対にゆるんではいけないけど、ゆるめなきゃいけない「ねじ」
第5章 部品と共存する名バイプレーヤーズ「キー・止め輪・各種ピン」
設計はベテラン技術者だけのものではない!
著者等紹介
山田学[ヤマダマナブ]
1963年生まれ。兵庫県出身。技術士(機械部門)。(株)ラブノーツ代表取締役。機械設計などに関する基礎技術力向上支援のため書籍執筆や企業内研修、セミナー講師などを行っている
植村直人[ウエムラナオト]
技術士(機械部門)。株式会社ウエプロジェクト代表取締役。合同会社アデリテ共同代表。鉄道信号機器メーカの技術職として19年勤務。メーカでの経験から、日本のものづくりは経験豊富なベテラン技術者が主体であると認識、もっと若手技術者が自由な発想でものづくりへ積極的に参画できないかと考え2022年4月より株式会社ウエプロジェクトを設立、代表取締役となる。「日本のものづくりをもっと元気に!もっと楽しく!」をモットーにものづくり企業の設計コンサルティングを手掛けるとともに、設計に関するセミナー講師を手掛ける
菊池博之[キクチヒロユキ]
大阪府出身。技術士(機械部門)。輸送用機器メーカ勤務。輸送用機器のエンジン設計におよそ10年従事した後、トランスミッション歯車の設計、歯車試験装置の設計、歯車の強度試験や研究に10年あまり従事。現在は、先人の知恵と過去の経験で得られた歯車技術を後進に伝えている
小美野和奏[オミノワカナ]
UMUデザインエンジニア。水晶振動子製造の自動機開発設計を10年経験。その後、数社を経験しながら弱電家電の筐体設計、自動車工場向けのライン設備、からくり設計を経て、現在は都内のベンチャー企業にてIoT機器の構造設計に従事。その傍らで個人としても活動を始め、個人製作のプロダクトデザインやダイバーシティ講習会の講師など、機械エンジニアの枠にはまらず広い活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。