出版社内容情報
実際に二世帯住宅で認知症の家族と暮らし始めた著者と、介護、住宅、インテリアの専門家3名が、認知症患者に表れる症状とそのための対策を紹介する。
内容説明
一級建築士、インテリアコーディネーター、介護福祉士―介護の実体験を盛り込んだ、これからの家づくりのポイントを紹介!
目次
序章 認知症とは
第1章 間取り
第2章 玄関
第3章 キッチン
第4章 トイレと浴室
第5章 ドア
第6章 設備
第7章 内装・外装・インテリア
第8章 いつ?どこから?住環境を変える
第9章 介護保険について
付録
著者等紹介
堀越智[ホリコシサトシ]
上智大学理工学部物質生命理工学科教授
山崎努[ヤマザキツトム]
積水ハウス(株)設計課課長、一級建築士・インテリアプランナー・チーフアーキテクト
川野美智子[カワノミチコ]
積水ハウス(株)設計課主任、インテリアコーディネーター、色彩検定協会認定色彩講師、福祉住環境コーディネーター2級・一級色彩コーディネーター
壁恵一[カベケイイチ]
おだい介護サービス(有)介護福祉士、介護支援専門員、介護福祉専門学校元非常勤講師、認定症ケア専門士、福祉住環境コーディネーター2級(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y
2
すごい!家の作りから認知症の方に優しい対応ができるなんて。こんな視点があるんだとビックリ。(家建てる以外にも住居環境の整え方などもある。)こうやって工夫でみんながどんどん暮らしやすい世の中になるといいな。2023/02/12
LcK0812
0
家族が要介護になったため、読んだ。健常者には気づかない目線、ヘルパー目線などたいへん参考になった。これからの時代、もっと読まれてほしい本2023/06/15
Paraiso☆ミ
0
認知症家族の同居する方だけではなく、これから家を建てる方にもおすすめできる本だと思います。トイレと風呂の間の壁をリフォームで抜けるようにしておくとか、手すりを付けることを考えてスペースを確保するとか、新築を検討中の方も考慮に入れる余地のある要素があります。2023/03/19