出版社内容情報
一番ホットで注目を浴びている技術について、その熱対策設計からシミュレーション活用技術を詳解。現場での実際の対策の流れや課題なども含め、事例を使って丁寧に解説する。
内容説明
デンソーの現役設計者が伝熱設計のノウハウをリアルに解説!
目次
自動車業界の伝熱技術、現在の視界と今後の世界
ECUの概要
伝熱の基礎
プリント基板上の温度低下対策
きょう体部周辺の放熱性能向上
接触熱抵抗
温度測定の技術
回路解析を駆使した素子電力計算
過渡伝熱技術
著者等紹介
篠田卓也[シノダタクヤ]
(株)デンソー、エレクトロニクス製品基盤技術部。1967年東京生まれ、大分育ち。1987年国立大分高専電気工学科を卒業し、デンソーに入社。その後、グロービス、放送大学を経て、現在東京工業大学工学院機械科博士課程に在学中。デンソーでは、エンジン制御用、ナビ用のコンピュータの開発・設計に従事、その後、エレクトロニクスの伝熱技術を専任。電子系熱技術委員会を設置し、全てのコンピュータの熱技術コンサルを実施。熱抵抗と熱容量で構成される過渡熱(RC)モデルを開発し、JEITA日本規格化、IEC国際規格化を予定。2020年、東京工業大学に「デンソーモビリティ協働研究拠点」の立ち上げに尽力。産学連携の研究開発をコーディネート中。2021年、デンソーの研究開発業務と並行して、父の事業を継承し、(株)フジデリバリー代表取締役社長に就任。併せて電子機器の伝熱技術のサービスを開始し、社内外にコンピュータの伝熱技術を支援。電子設計、筐体設計のフロントローディングが自身のテーマであり、解析の高度化に着目し、70%以上の設計コスト効率化を実現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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