出版社内容情報
見通しのきかない現状に対し、デジタルを利活用した製造業の仕組みカイゼンをどう進めたらよいか、明確な答えを示す。
内容説明
日本型ものづくりDXの処方箋ここにあり!
目次
ものづくりのデジタル化
現場改善とITカイゼン
カイゼンと変革の同時進行
組織が持つ知のデジタル化
問題発見と共有の道具
業務分析と提案の道具
システムの設計の道具
システムの実装の道具
生産管理の取り組み例
在庫管理の取り組み例
設備管理の取り組み例
さあ、始めよう!
著者等紹介
西岡靖之[ニシオカヤスユキ]
法政大学デザイン工学部教授、博士(工学)。一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ理事長。1985年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。国内のソフトウェアベンチャー企業を経て、1996年に東京大学大学院博士課程修了。2003年から法政大学教授。日本機械学会フェロー。2015年「つながる工場」のための製造業のデジタル化を支援するインダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)を設立し、ものづくりとITとの融合による新たなイノベーションの創出をリードする。専門分野は知識工学、生産マネジメント、情報システムなど。学術的な観点から中小製造業の情報システムの実装や導入支援を多く手がけ、より現実的で実用的なシステム構築のための方法論の開発に取り組む。そうした中で、現場の担当者が自らつくり上げる「ITカイゼン」のコンセプトを提唱し、その実現のためのITツールの開発や、より現実に即した中小製造業DXの支援を行っている。提案した内容のいくつかは、日本的なものづくりのモデルとしてIECなどの国際標準にも採用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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