出版社内容情報
「自然界の音楽とはどんなものか、クラウスの仕事が教えてくれる」(ピート・シーガー)生物と環境がつくる音響の意味を説き明かす。
「自然界の音楽とはどんなものか、クラウスの仕事が教えてくれる」(ピート・シーガー)
著者のクラウスは過去40年間に世界中の自然環境を訪ね、刻々と失われ続ける貴重な野生の音を録音収集してきた。本書では、生物と環境が生みだす多彩で生命力に満ちた音響の意味を、音の風景全体(サウンドスケープ)に注目する独自の手法で解き明かす。著者自身の感動がすべてのページから伝わってくるみずみずしい筆致に、本を開いた瞬間から引き込まれる。環境音についての私たちの認識を一変させる書。
音声の聴き方
目次
序章 過去からの残響
第一章 わたしを導く音
第二章 大地の声
第三章 生命そのものが音を編成する
第四章 バイオフォニー 原始のオーケストラ
第五章 初めての音
第六章 異なる民族、異なる鳴き声
第七章 ノイズの霧
第八章 ノイズとバイオフォニー 水と油
第九章 コーダ──希望
謝辞
原注
訳者あとがき
参考資料
音声一覧
索引
内容説明
サウンドスケープ生態学のパイオニアが収集した野生の音が物語る、音楽の始原の状景。
目次
序章 過去からの残響
第1章 わたしを導く音
第2章 大地の声
第3章 生命そのものが音を編成する
第4章 バイオフォニー 原始のオーケストラ
第5章 初めての音
第6章 異なる民族、異なる鳴き声
第7章 ノイズの霧
第8章 ノイズとバイオフォニー 水と油
第9章 コーダ―希望
著者等紹介
クラウス,バーニー[クラウス,バーニー] [Krause,Bernie]
1938年生まれ。ナチュラリスト、音響生態学者、ミュージシャン、音響エンジニア。ギタリストとして1963年にフォークバンド、ウィーヴァーズの新メンバーとして注目を集め、64年同バンドの解散後はポール・ビーヴァーとともに「ビーヴァー&クラウス」を結成。ポップミュージックにおけるアナログシンセサイザーの使用、特に60‐70年代を通じたMoogの流行を先導したパイオニアとして知られる
伊達淳[ダテジュン]
翻訳家。1971年生まれ。和歌山県那智勝浦町出身。関西学院大学商学部、東京外国語大学欧米第一課程卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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