出版社内容情報
関東学院大学 材料・表面工学研究所のホームページで毎月公開してきた「雑感シリーズ」(エッセイ)をまとめたもの。50年以上にわたる教育と研究、産業界との連携の内容などを記した。
内容説明
ハイテック、めっきがなければローテック。
目次
第1編 工学教育と産学連携(工学教育について;大学の舵取り;企業の技術者養成;技術環境の整備を;下請け産業から提案型産業へ ほか)
第2編 研究所設立と産学協同、技術開発から特許まで(研究所の設立に向けて;技術の伝承と推進 その評価;環境を意識したものづくり;大学の教育と企業のニーズ;さらなる展開、改革に向けて ほか)
著者等紹介
本間英夫[ホンマヒデオ]
1942年富山県生まれ。1968年関東学院大学工学研究科工業化学専攻修士課程修了。同年より助手、専任講師を経て、1982年大阪府立大学で工学博士の学位を授与された後、関東学院大学工学部教授に就任。表面処理の分野、特に「めっき」の研究を精力的に行い、プラスチックへのめっき方法を全世界に先駆けて工業化し、その後エレクトロニクス実装技術の発展に大きく貢献した。また、産学協同研究にも積極的に取り組み、これらの業績は国内外の主要な関連学会の学会賞、論文賞として高く評価されている。主な受賞は表面技術協会論文賞、協会賞、エレクトロニクス実装学会特別賞、国際表面処理サイモンワーニック賞、アメリカ電気化学研究賞、産学官連携特別賞、神奈川県文化賞など多数。2002年から表面工学研究所所長、2012年から材料・表面工学研究所所長。現在、特別栄誉教授、研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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