出版社内容情報
土木事業に流れに沿ったもの(企画・計画・設計・施工・維持管理)と、土木工学が取り扱う学問領域について解説する。
内容説明
水、電気、ガスなどのライフラインの整備や、道路、橋、鉄道、ダムの建設や整備など、土木は私たちの生活に欠かせません。多くの人が携わっている土木技術の、事業の流れや学問領域を紹介します。
目次
第1章 土木とは?
第2章 土木の棲み分け
第3章 土木計画
第4章 土木設計
第5章 土木工事
第6章 土木とメンテナンス
第7章 土木の未来
著者等紹介
溝渕利明[ミゾブチトシアキ]
法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科教授。専門分野:コンクリート工学、維持管理工学。1959年岐阜県生まれ。1982年名古屋大学工学部土木工学科卒業。1984年名古屋大学大学院工学研究科土木工学専攻修了。1984年鹿島建設(株)に入社、技術研究所に配属。1993年広島支店温井ダム工事事務所に転勤。1996年技術研究所に転勤。1999年LCEプロジェクトチームに配属。2001年法政大学工学部土木工学科・専任講師。2003年法政大学工学部土木工学科・助教授。2004年法政大学工学部都市環境デザイン工学科・教授。2007年法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科・教授。2013年公益社団法人日本コンクリート工学会・理事。2016年一般社団法人ダム工学会・理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朗読者
16
新入社員におすすめする土木入門書にどうかなあと思って読んでみましたが、ちょっとイメージと違いました。土木の歴史や法体系や契約の仕組みなどまで手を広げると、技術的な話はほぼ書けずこんなに薄くなってしまうんですね。また別の本を探してみます。2025/04/27
kenitirokikuti
6
図書館にて。近代的な土木と建築の制度は、産業革命期のフランスとイギリスに始まる。フランスの国立土木学校(エコール・ナショナル・ポン・ゼ・ショセ。道路と橋梁)については、古代ローマ軍を想起すれば良いようだ。これが英国ではシヴィル・エンジニアリングと名付けられる▲建築(アーキテクチャ)について。日本では工学部に土木と建築が入っているが、西洋では建築は美術である。2021/06/11
桃の種
5
日常の当たり前を作るのが土木の役目2023/04/04
ぴ
2
土木技術キャッチアップのために読みました。学問的な土木工学のポジションの説明からはじまるため「え!?」って思いましたが、これまで土木技術が発展してきた中の余談やストーリーがふんだんに詰まっているので、教養として面白いと思います。ただ、土木工事の技術について色々知りたい人には物足りないかもしれません。2021/09/12
いのまるる
0
初心者向けに書かれた本です。土木という漠然とした言葉を、分かりやすく噛み砕いてくれる本です。2024/09/29
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