出版社内容情報
編者が普及・支援してきたIE活動のノウハウ・展開に関する情報の中から、単なる問題解決・現場改善にとどまらず、「現場の総力で真に利益を稼ぐ手法」を改めて定義しなおし、進め方を伝授する。
内容説明
ムダを省いてシンプル化。モノづくりを変える仕事の仕組みを見直す確かな一歩!
目次
第1章 IEとは(IEって何ですか?;具体的にどこでどう使われるのでしょうか?;IEって工場の現場改善のために使う手法なのでは?;「ムダ」を見つけるって、どうやれば見つかるのでしょうか?;手法もいろいろな種類がありますが、どんな違いがあるんですか?;「ムダ」を見つけた後、「改善」に結びつけるにはどうしたらよいのでしょうか?;IEってどうやって学んだら職場で成果を出せるようになりますか?)
第2章 新人IErが身につけたい実践の勘どころ(動作・作業―対象:作業者;工程―対象:人・モノ・設備;ライン―対象:ライン;施設全体―対象:レイアウト・物流;経営―対象:サプライチェーン)
第3章 IEを実践するために知っておくべき基礎知識(現状を分析する手法;基本用語)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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IEとは 新人IErが身につけたい実践の勘どころ: 動作・作業 対象:作業者 工程 対象:人・モノ・設備 ライン 対象:ライン 施設全体 対象:レイアウト・物流 IEを実践するために知っておくべき基礎知識: 現状分析手法 動作研究 時間研究 稼働分析 工程分析 MMチャート ラインバランシング 流れ線図 運搬活性分析 DI分析 VSM・Value Stream Mapping 流動数分析 基本用語: 動作経済の原則 正常作業域 ECRSの原則 リードタイム 標準時間 段取り改善 プッシュ生産・プル生産2021/07/09
コースケ
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トヨタ生産方式に続き、IE習得のために読んだ。分析方法を色々紹介しており、作業改善から経営分析まで網羅してて分かり易い。ただ作業分析は丁寧だが、経営側の経理やSCMの分析は荒く余り学びにならなかったのが残念。VSMやDI分析、流動数分析は役立ちそう。また、冒頭のあるべき姿はありたい姿と現状の上下から分析的アプローチと設計的アプローチで考えるというのが面白かった。どうしてもエンジニアは現状把握から入ってしまいがちだが、理想からの視点も構想段階では必要になってくることは普段から感じる。そこが難しいとも思う。2025/01/27
papahaba
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IE入門書2024/02/06