出版社内容情報
33万人のフォロワーを誇る乙武さんのツイッター。そこで展開される障害や教育、差別語など「人生相談」的なやりとりを1冊に。
内容説明
『五体不満足』から13年。スポーツライター、小学校教師、保育園経営と精力的に活動を続ける乙武さんのツイッターは34万人のフォロワーに読まれています。教育現場の現実、障害者や差別語をめぐる状況、震災で感じた無力感と希望、人生相談的なやりとりを収録した「生きるヒント」満載の一冊です。
目次
1 ぼくのこと
2 オトタケ人生相談
3 震災のこと
4 教育
5 家族のこと
6 障害、差別、自虐?
7 おわりに
著者等紹介
乙武洋匡[オトタケヒロタダ]
1976年4月6日東京都生まれ。早稲田大学在学中に出版した『五体不満足』(講談社)が人々の共感を呼ぶ。卒業後はスポーツライターとして活躍し、2005年4月より東京都新宿区教育委員会非常勤職員「子どもの生き方パートナー」。07年4月から3年間杉並区第四小学校教諭として教壇に立った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
25
障害は特徴の一つだと、言い切る乙武氏は男前だ。個人的にはネットでの無記名の暴力には虫唾がはしるので、ツイッターにはまったく興味が無い。ここでも、外野のおためごかしの偽物の言葉が横行する中、乙武氏の言葉には、姿勢を正したくなる。これだけのぶれない人物に育てた御両親の凄さに、改めて感心させられる。自分は親としてこのような立派な社会人に、成長する手助けを出来るのか?自分に問いかける読み物と感じました2013/12/24
えりこんぐ
15
あっという間に読了。心がスーッと軽くなる。乙武さん楽しい♪ うちにも車椅子女子がいる。確かに「目立つこと」って最初はしんどい。でも慣れるもんですねぇ。本人はまだチビで毎日のんきに楽しんでるけど、大人になってもそんな風に生きていけるといいな♪2015/02/04
amdd
14
乙武さんのツイッターでのやりとりをまとめた本。実際私もフォローしてますが、とにかく前向きで年中全国を飛びまわっている印象があります。質問への受け答えもシンプルで明快。たまに絡んでくる無礼な人の相手もさらっとするし、障害を笑いにする寛大さはさすがですね。なんだ、生きるって意外と自由で楽しいじゃん!と元気づけられる本。2012/02/05
佐久間なす
11
乙武さんがTwitterでつぶやいた言葉をまとめた本です。 乙武さんをフォローしているので、つぶやきがTLにあると読みますが、しっかり読むことはありませんでした。 この本を読んで、乙武さんってやっぱり凄い人だなあと思いました。 読んでよかったです。2012/01/10
うえはん
10
乙武さんがTwitterで呟いたツイートのやりとりを本にしたものですが、とても面白いです。私はTwitterをしていないので、乙武さんのツイートを拝見したことがないのですが、前向きで真っ直ぐな発言に心が揺さぶられます。自分に子供が出来て、その子供に何らかの障害があることがわかった時、自分ならどう感じるのか・・・考えさせられます。2015/11/01