出版社内容情報
正確な形状設計技術を身につけたいと思っている技術者のための「幾何公差」の正しい理解とその指示方法を解説した演習形式の学習本。
内容説明
設計意図を的確に表現する製図上の指示方法を演習でしっかり理解!
目次
レベル1 40問 図表 幾何公差を用いた設計要求の表し方(幾何公差が規制対象とする形体とは;データムに指定されている形体は外殻形体か誘導形体か;幾何公差の公差記入枠が指示する形体は何か ほか)
レベル2 40問 図表 幾何公差・サイズ公差・はめあい関連図(製作された部品の円筒穴の測定データからの公差値の推定;“M”と“E”が指示された図示における検証ゲージについて;規制形体が複数の場合の位置公差と姿勢公差の新しい指示方法 ほか)
レベル3 20問 図表 「複数形体」に対する指示の進め方(三平面データム系の設定方法;複数の形体に対する位置度と輪郭度を用いた規制方法;面の輪郭度で公差域の大きさを連続的に変化させる指示方法 ほか)
著者等紹介
小池忠男[コイケタダオ]
長野県生まれ。1973年からリコーで20年以上にわたり複写機の開発・設計に従事。その後、3D CADによる設計生産プロセス改革の提案と推進、および社内技術標準の作成と制/改定などに携わる。また、社内技術研修の設計製図講師、TRIZ講師などを10年以上務め、2010年に退社。ISO/JIS規格にもとづく機械設計製図、およびTRIZを活用したアイデア発想法に関する、教育とコンサルティングを行う「想図研」を設立し、代表。現在、企業への幾何公差主体の機械図面づくりに関する技術指導、幾何公差に関する研修会、講演等の講師活動に注力。製造科学技術センター(MSTC)計測技術検討委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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