内容説明
若手ロボット研究者が教える、人間にしかできないこと、ロボットでもできること。
目次
序章 未来のロボット(レトロフューチャーを超えて;ロボットと人工知能のちがい ほか)
第1章 ロボットに乗る(宇宙ビジネスとロボット;空飛ぶクルマならもうありますよ ほか)
第2章 ロボットと働く(働くロボットの反乱;ロボットは賃金のいらない労働者か? ほか)
第3章 ロボットと遊ぶ(ゆかいなロボット;ペットロボットの需要 ほか)
第4章 ロボットから学ぶ(ロボットにまかせてはいけないこと;意識をもつロボット ほか)
著者等紹介
新山龍馬[ニイヤマリュウマ]
ロボット研究者。東京大学大学院情報理工学系研究科講師。1981年生まれ。東京大学工学部機械情報工学科を卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)を取得。マサチューセッツ工科大学(MIT)研究員(コンピュータ科学・人工知能研究所、メディアラボ、機械工学科)を経て、2014年より現職。専門は生物規範型ロボットおよびソフトロボティクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KOBAYASHI
1
○。乗る、働く、遊ぶ、学ぶ。2019/09/16
kaz
1
タイトルどおり。小説やアニメ等の描く世界も交えながら、現在のロボットができること、できないこと等を解説。必ずしも体系的ではなく、自分のような素人が知識を整理するのにはあまり向かないような気がするが、いろいろな動向を知っておくという点では、やはり有益。ソフトをどう充実させていくかが、大きな課題なのだろう。構成は「未来のロボット」「ロボットに乗る」「ロボットと働く」「ロボットと遊ぶ」「ロボットから学ぶ」。2019/08/31
kurumi
1
21世紀は家事はロボットがやってくれると思ってた。ルンバくらいでロボット化社会は来るんだろうけど、まだ先っぽい。介護用パワースーツと自動運転車はもっと普及してほしいな。2019/07/04
お抹茶
0
ロボット研究者による一般向けロボット論。ロボットは動く機械装置で実体があるものだが,人工知能はコンピュータに宿り,人間の脳の働きをまねたもの。外部からのトップダウンに教えられたルールやボトムアップの経験データからだけでは知能は生まれない。適当と慎重のメリハリや人間なら当然知っている常識やスキルをプログラムに書くのは難しい。共通予約システムだけのMaaSではなく,移動データを見て混雑が集中しないように誘導する仕組みがほしい。ヒト型ロボットの実用化はまだ先。パソコンやスマホは情報世界を見る「窓」。2019/08/20
suoyimi
0
近未来のロボット化の話ではなく、もう少し先の夢があるようなロボットの話が載っています。 ただ、実現性や用途が曖昧なものが多く、話としては面白いかもしれませんが、数年のうちに参考になる情報は見つかりません・・・・・・。2019/11/09
-
- 和書
- 元カレと絶対復縁宣言!!