出版社内容情報
本書は、3D CADを使用した正しい「設計」の考え方と手順を紹介した本。設計手戻りの撲滅を目的に設計対象を機能で分類・把握して自らの設計をキチンと積み上げ再現性あるものとしていく方法や、モデリングでも後々検証しづらいものとならないよう、設計三カ条に基づく具体的なノウハウを数多く紹介する。
内容説明
設計は機能でまとめろ!仕様明確化・構想設計からモデリングまで、手戻りのない設計プロセスを目指した強力なノウハウを満載。
目次
第1章 手戻りのない設計プロセス(設計にはプロセスがある;仕様の明確化(Step‐1) ほか)
第2章 3DCADを活用した設計検証(ファイルの準備;レイアウトの検証 ほか)
第3章 モデリングメソッド(モデリングの基本;意匠曲面形状)
第4章 ケーススタディ(解答例と説明(穴あけパンチの仕様とボールペンの樹系図)
2足歩行ロボット ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつ
1
3次元CADを設計検証ツールとして活用するためには読んでおきたい本。ただ漠然とモデリングするのでは第三者が流用設計するときに意図が伝わらず編集しづらいものになる。設計の意図が伝わるモデリング手法を身につける必要がある。製造の順番にモデリングを進めてしまいがちだが、設計の順番は製造の順番とは逆であることを理解し、設計で重要なところからモデリングすることが大事。3次元設計を進めるならば手元に置いておきたい一冊。2022/06/11
drunkennessgod
0
3DCAD上で構想から図面までフルスクラッチする際の流れ、多人数で作る際の注意点、参考はCreoとSolidworks多めだけど3Dやってれば問題なく読める、モデリング手法解説というより効率的なプロセスの提案寄り、設計特化の展開が良かった2021/05/01