出版社内容情報
紙と印刷の歴史から最新技術までをやさしく丁寧に解説する。我々の身近にある紙であるが、一見なんてことはない普通の紙のように見えて、製造工程などで様々な工夫がなされている。また、印刷技術は「水と空気以外どんなものでも印刷できる」と言われるほど進化し、私たちの生活を豊かにしている。紙と印刷の歴史から最新技術までをやさしく丁寧に解説する。
前田 秀一[マエダ シュウイチ]
著・文・その他
内容説明
「紙」も「印刷」もとてつもなく広く深い分野です。この二つの分野にエッセンスをまとめるだけでも、単書では無理でシリーズものになってしまうでしょう。それを一冊の本にまとめるには、何か特別の切り口が必要だと考えます。そこで、本書では「デジタル化」をキーワードに紙と印刷について考えることにしました。
目次
第1章 これまでの紙
第2章 紙の物理と化学
第3章 印刷とその用紙
第4章 さまざまな紙と印刷
第5章 紙と環境
第6章 紙とデジタル技術
第7章 これからの紙
著者等紹介
前田秀一[マエダシュウイチ]
1989年慶應義塾大学理工学研究科修士課程修了。同年王子製紙株式会社入社。同社研究所にて情報記録用紙、電子ペーパー、光学部材等の研究開発に従事。1992~1994年英国Sussex大学高分子科博士課程にて、導電性高分子のコロイド化の研究に従事。2010年より東海大学工学部光・画像工学科にて、電子ペーパー用表示材料、金属ナノ粒子薄膜、3Dスクリーンの研究を開始。技術士(化学部門、総合技術監理部門)。Ph.D.(Sussex大学)。現在、東海大学工学部光・画像工学科教授、高分子学会(印刷・情報記録・表示研究会運営委員)、日本技術士会(化学部会幹事,科学技術振興支援委員会委員長)、International Display Workshop(実行委員)、日本画像学会(フェロー,学会誌編集委員)、加飾技術研究会(会長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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