出版社内容情報
本書は、衛生面の管理など食品製造業ならではの厳しい環境の中で、いかに生産効率を上げ利益をだしていくかを事例をあげながら解説食品製造業の生産性は、製造業平均の約60%しかない。それは電機、組立などの分野に比べ、生産管理のノウハウが遅れているからだ。そこで本書は、衛生面の管理など食品製造業ならではの厳しい環境の中で、いかに生産効率を上げ、利益をだしていくかを事例をあげながら解説する。
弘中 泰雅[ヒロナカ ヤスマサ]
著・文・その他
内容説明
実践事例でよくわかる!生産効率をあげる方法はこんなにある。
目次
第1章 食品工場の生産性が低い理由(「食品工場」とは?「生産性」とは?;食品製造業の生産性の今 ほか)
第2章 食品工場における管理―広い意味での生産管理(生産管理;生産管理の歴史 ほか)
第3章 食品工場の生産性向上の手法―これが生産性向上の鍵(食品工場の生産性向上の方法論;食品工場における分業化の必要性 一人完結型作業からの脱却 ほか)
第4章 キーポイントですぐできる実践事例(先進的製造業と水産加工業の生産実態にはこれだけ差がある(電子基板ラインと水産加工ライン)
一人完結作業から分業化・コンベアによるライン化へ(中規模水産加工場) ほか)
著者等紹介
弘中泰雅[ヒロナカヤスマサ]
テクノバ株式会社代表取締役。1976年鹿児島大学大学院水産研究科修了。農学博士(九州大学)、中堅食品企業にて研究室長、製造課長等歴任。船井電機にて食品課長、電化事業部技術部次長(技術責任者)。世界初の家庭用製パン器の開発に携わる。功績により社長表彰。2000年テクノバ株式会社設立。生産管理ソフト「アドリブ」開発。食品工場等の指導多数。ISO22000審査業務。2017年農林水産省食品産業戦略会議専門委員。2018年農林水産省食品産業生産性向上フォーラム企画検討委員長。受賞歴:ベストITサポーター賞(近畿経済産業局長)受賞、日本生産管理学会賞受賞、日本穀物科学会賞受賞。所属学会:日本生産管理学会理事、標準化研究学会、日本食品科学工学会、日本穀物科学研究会理事。食品産業研究会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 人間学的心理学