出版社内容情報
「電子」と「イオン」に焦点をあて、電気化学の基礎を解説するとともに、関連する現象や技術をわかりやすく紹介する。
内容説明
電気化学は昔からある学問、電気と化学が関わる現象、電気化学の主役は電子とイオン。水の電気分解の意味を再度考える、知りたいことがよくわかる。
目次
第1章 電気化学ってなんだろう
第2章 電気エネルギーを理解しよう
第3章 電子は化学結合の必需品
第4章 化学エネルギーを理解しよう
第5章 電子とイオンが電気化学の主役
第6章 「電気化学」の得意技
著者等紹介
石原顕光[イシハラアキミツ]
博士(工学)。1993年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程修了。1993~2006年横浜国立大学工学部非常勤講師。1994年有限会社テクノロジカルエンカレッジメントサービス取締役。2001~2006年科学技術振興事業団(2004年以降科学技術振興機構)研究員。2006~2015年横浜国立大学グリーン水素研究センター、産学連携研究員。2014~2015年横浜国立大学客員教授。2015年横浜国立大学特任教員(教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なおじん
6
☆2化け学の領域に踏み込んだ電気工学は難しい。いつか、きちんと理解できるようになりたいです。2016/02/24
まろん
2
★★☆☆☆ イメージを掴みにくい電気化学の勉強のために読了。内容は初心者にもわかりやすいように、中学から高校の化学の知識がメインだが、急に難しくなったり、説明不足だったりするところも多い。勿論この本だけで電気化学はわかるようにはならない。途中から出てくる電位のグラフは終始よくわからない。正電荷は電位の高い方から低い方へ、電子は電位の低い方から高い方へ移動する。酸化とは物質が電子を失うこと。還元とは物質が電子を受け取ること。2019/10/06
あ
1
電池の本を読んでみたので、そもそも電気化学って?と思い読んでみた。あまりわかりやすくなかったけど、他の方の感想でも同じようだった。もちろん一冊だけで電気化学が理解できるはずはないのだけど、、でも、もう一回電池の本に戻って、、、とまた繰り返していけばわかる気もする。化学の知識ほとんど忘れているなあと実感した。2023/10/28
マタタビ
1
半分程で断念。とてもわかりやすいと思うが、原子と分子ってどんなんだっけ?という状態で読んだため、内容噛み砕くのに非常に時間がかかりました。化学の基礎の基礎でもあるとスムーズに読めそう。やり直してからまた読みたい。2018/05/18
くまねずみ
0
電気化学を大学で学ばなかったので、この本で勉強。ガチガチの電気化学の教科書よりは大まかに概要が掴めてわかりやすかった。2017/06/09