内容説明
長州萩の出身で松下村塾を支え、幕末維新の志士を経て初代群馬県令をつとめた小田村伊之助(後の楫取素彦)の清廉潔白な人生。
目次
序章 素彦が最も開花した地方官時代(足柄県令時代;『難治の県』への赴任)
第1章 儒官の時代(江戸遊学;松陰の妹・杉寿との結婚 ほか)
第2章 志士の時代(第一次長州征討;改名を命じた敬親侯の親心 ほか)
第3章 県令時代(至誠を以て県政を施行;群馬県令楫取素彦の妻・寿の事 ほか)
終章 現存する楫取素彦と寿・文の残照記録(群馬県;埼玉県 ほか)
著者等紹介
大野富次[オオノトミジ]
1945年群馬県生まれ。群馬銀行勤務。群馬郷土史研究所主宰。前橋市文化政策懇話会委員。(前橋市文化振興条例案審議)。越前大野市より前橋支店主に委嘱され、文化活動に協力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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