内容説明
電子機器は、直流電圧で動作する。身近な商用電源の交流電源や電池から多様な電子機器の目的にあった安定化直流電圧を得るためには、いろいろな技術が用いられている。本書は、豊富な図と平易な文章で、電源回路のしくみや動作を解説する。
目次
第1章 電子機器用電源の基礎
第2章 電源で使用する電子部品
第3章 リニア電源の基礎
第4章 スイッチング電源の基礎
第5章 電子機器内での直流電圧供給
第6章 電子機器で用いる電源
第7章 これからの電力送電技術
著者等紹介
相良岩男[サガライワオ]
昭和7年東京都に生まれる。昭和31年東京理科大学卒業、物理学専攻。沖電気工業(株)へ入社しED事業部総合技術部技師長を経て、平成3年KOA(株)常務取締役。平成10年KOA(株)顧問。平成23年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒とかげ
1
うーん。題名に偽りあり。難しい、素人では手が出ない。もっと電気や回路について勉強してから出直そう。2021/10/31
T.A
0
6項(スイッチング電源は整流平滑→SW回路高周波トランス→整流平滑。リニア電源は商用電源から降圧でトランスの配置が違う)33項(リニア電源はシャント;並列接続、シリース;直列にTrと負荷をつなぐ場合がありシリースには三端子/低飽和型レギュレータあり。後者のLDOは入力と出力電圧差が低くても使える。)44項(同期整流とはダイオードVf>MOSFET Vds のため電力消費の観点からTrを同期させること。)56項(整流平滑のコンデンサ端子電圧を超える入力で充電電流が流れノイズになる。PFC回路により除去する。2025/05/27
たつ
0
電源回路の復習2冊目❗2021/08/13
KappaKappaPog
0
発電所から得られた電気は最初高電圧である。各変圧所により減圧されてから家庭に100Vの交流電圧が届く。そしてその電圧を電気製品内に備えてある回路により定められた直流電圧に変換される。これは主にその過程について書かれた本である。(AC100Vだけではなく電池についても取り扱っている。)2021/01/06
清水隆太
0
リサイクル2018/08/15