内容説明
放電加工はカミナリと似たような放電現象を利用し、電気が通る材料であればどんなに硬い材料でも精度よく複雑形状に加工します。そのため、切削加工が難しい高精度な金型製作などで活躍しています。
目次
第1章 放電加工とは
第2章 放電加工の基礎
第3章 放電加工機のしくみ
第4章 放電加工の勘どころ
第5章 用途広がる微細放電加工
第6章 その他特殊な放電加工(気中放電、絶縁性材料の放電加工、放電表面処理など)
第7章 「小型放電加工機」を作ってみよう!
著者等紹介
武沢英樹[タケザワヒデキ]
1966年生まれ。1990年埼玉大学工学部機械工学科卒業後、自動車部品メーカーに就職。2001年豊田工業大学大学院博士課程単位満了。埼玉大学工学部機械工学科助手。2002年東京大学にて博士(工学)を取得。2003年工学院大学工学部国際基礎工学科講師。現在、工学院大学グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科教授。専門分野:精密加工、特殊加工(放電加工)、精密計測。2006年より一般社団法人電気加工学会常務理事。1998年度、2001年度精密工学会論文賞受賞。1997年度、2000年度、2006年度電気加工学科以全国大会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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