内容説明
コンクリートは、ビルをはじめ橋やダム、高速道路など現代建築には欠かせない資材で、広範囲に使用されています。ところが今、このコンクリートの老朽化が問題となっており、その検査・補修技術が重要になってきています。
目次
第1章 コンクリートっていったいどんなものだろう(コンクリートとは“乾いて固まる”のでなく、“水分と結合して固まる”のだ;コンクリートは固まる過程で熱を出す。特徴は圧縮力に強い、自由な形状 ほか)
第2章 機能・性能を向上させて活躍するコンクリート(コンクリートの性質を左右する骨材―体積比でコンクリートの7割程度を占める;最近では人工骨材を多く活用―再生骨材は環境物品として自治体も奨励 ほか)
第3章 コンクリートの養生・検査・補修技術(コンクリートは施行の前にやらなければならないことがある―それは「養生」;寒中の養生は5℃以上を保ち、暑中の打ち込み時のコンクリート温度は35℃以下 ほか)
第4章 コンクリートの性能向上を実現する添加剤(コンクリートの性能向上は各種添加剤の開発・改良によって行われてきた;コンクリート用化学混和剤は界面活性剤をコンクリートに応用したもの ほか)
第5章 コンクリートは今後もますます進化発展していく!(環境に寄与するコンクリート―大気・水質浄化、吸音、緑化など;セメント産業は生産コストに占めるエネルギー費の割合が高い産業 ほか)
著者等紹介
明石雄一[アカシユウイチ]
1954年東京生まれ、東京大学工学部卒、一級建築士。国内外の大規模ビルの建築に携わるとともに、一般店舗や住宅の建築も数多く手掛け、コンクリートについても、建造物とコンクリートの関係に関する論文を発表するなどの専門家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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