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目次
第1章 風力発電事業ってどんなもの
第2章 今までの問題点を振り返ろう
第3章 地域だからこそ風力発電はうまくいく
第4章 風力発電ビジネスを軌道に乗せよう
第5章 資金調達を考えよう
まとめ 地域風力から地域エネルギー、そして地域の自立・発展へ
著者等紹介
斉藤純夫[サイトウスミオ]
1968年静岡県生まれ。1992年石油会社入社。主に産業用燃料を担当(重油、石炭)。発電分野では、マイクロコジェネ、マイクロガスタービンから石油・石炭火力まで関わる。2005年社内で再生可能エネルギーセクションが出来配属される。風力発電を担当し、風力事業会社とのアライアンス、出資、風力発電用潤滑油の開発と販売、予防保全技術の開発。中国での風力開発を行う。2011年ウインドコネクト(株)創業、地域の風力や自然エネルギーをサポート。2012年共同パートナーと(株)エネバンクを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
60
愛される風車・嫌われる風車と記述に風車好きが溢れる著作であった。引き続き風力発電につき素早く知識を得たい為、Amazonから数冊チョイスして購入した本の一冊。この本では、風車メンテナンスと風力発電による被害についてが昨日の本に加えて分かった知識。騒音・景観・シャドーフリッカー・バードストライク。いずれにせよ愛される風車として地方に根付いて欲しいものである。2018/10/31
壱萬参仟縁
21
風力発電機の外観と内部構造 (図1-5、10頁)。 最初、ジオパークの伊那谷の方では、 騒音がどうのこうので、 進んでいかなかった時期があった 記憶がある。 ハブがうるさいのか? 風エネルギーは、 風速の3乗に比例する(11頁)し、 受風面積の2乗に比例する(14頁)。 ジャンボ機よりもでかい 風力発電機があるとは 相当な大きさなのだな(13頁図1-7 、NEDO2008より)。 市民風車というのは、 市民発電の事例で、 巻頭、和島、北海道東北などに 分布している(図2-13、61頁)。 2014/06/12
Nobu A
10
斎藤純夫著書初読。13年刊行。一言で言うと「中途半端」。筆者に恨みはないが、一番気に入らないのは必要とは思えない夥しい数の写真挿入。同じ写真もあるし。頁毎の字数も少なくスカスカ。データは豊富だが他書でも記載があるしネット全盛の現代、どれだけ関連性が高いデータを効果的に載せるかどうかが肝。畢竟、資本力がない地域自治体には無理とは言わないまでも無理に近い。予想は往々にして外れるものだが、固定価格買取制度が始まり、大手メーカーが競い合っている寡占状態。エネルギー産業は色んな意味で参入障壁が高いと改めて感じる。2023/12/26
あまてる
1
地域レベルで行う風力発電事業について学ぶことができました。 2000kWの風力発電機を具体的な事業として例示し、経常利益が2,500万円のビジネスが20年間安定して行えると言う。それを実現するにあたり、事業の進め方や資金調達について概説しています。 各地の風力発電の事例やNEDOのデータを元にした発電所のリストなど、事業を立ち上げるに当たって資料としても役立ちそうです。2020/09/15