内容説明
不織布の製造と用途全般をやさしく解説。主な不織布メーカーと製品の一覧表付き。
目次
第1章 不織布についての基礎知識(不織布の定義;不織布の構造と特徴、用途;不織布の歴史と現状)
第2章 不織布の製造(ウェブの形成;ウェブの結合(接着、結合)
機能加工)
第3章 不織布に使用される繊維と副資材(素材別不織布生産量の現況;不織布における素材の使用状況;不織布用繊維に関する一般知識;接着剤;添加剤)
第4章 不織布の用途と製品特性(衣料;衛生材料;医療資材;防護用途)
第5章 不織布の技術動向と新技術(不織布の技術動向;繊維の多様化;地球環境対応としての繊維原料;マイクロファイバー不織布;ナノファイバー不織布;複合化による高機能化;注目技術;生産性の向上;不織布産業の課題)
著者等紹介
篠原俊一[シノハラトシカズ]
日本繊維技術士センター理事 技術情報部長。1964年京都工芸繊維大学繊維学部卒業、東洋レーヨン(現東レ)に入社。不織布、人工皮革に関する技術開発、工場建設、製造管理等に従事、エクセーヌ製造部長、不織布技術部長を経て退職。一般社団法人日本繊維技術士センターに所属し、各種講演会・研修会の開催、教育講座の講師等を担当
福岡強[フクオカツヨシ]
日本技術士センター評議員。1972年京都工芸繊維大学繊維工学科卒業、呉羽センイ(現呉羽テック)に入社。東洋紡、ユウホウ、澤田棉行を経て、一貫して不織布の製造、商品開発、販売を担当。現在、東洋興業で不織布の企画開発と販売に従事するとともに、技術士事務所(資)テクノ・ファブリカで不織布の技術コンサルと講演活動に携わる
加藤哲也[カトウテツヤ]
(社)日本繊維技術士センター相談役。加藤技術士事務所所長。1961年名古屋大学工学部応用化学科卒業。東洋レーヨン(現東レ)に入社。合成繊維の研究・製造に従事し、技術部長を経て定年退職。技術士事務所を開設するとともに、(社)日本繊維技術士センターに所属し、企業支援、教育活動を実施している
向山泰司[ムカイヤマタイジ]
日本繊維技術士センター理事長。1961年京都大学工学部工業化学科卒業、旭化成工業(株)に入社。化学繊維の製造、技術開発に従事。工場長(ポリエステル長繊維)、事業部長(不織布、アクリル繊維)、繊維事業部門長補佐を経て退職。(一般社団法人)日本繊維技術センターに所属、各種教育活動等に参画して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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