内容説明
創業者・松下幸之助の精神をバックボーンに、大坪文雄社長のもとエレクトロニクスNO.1の“環境革新企業”、世界をまるごと市場にする“モノづくり立社”へ向け邁進するパナソニック。新たな段階に入ったパナソニックの経営戦略を解き明かし、その神髄に迫る。
目次
第1部 大転換経営戦略(パナソニック経営の神髄を探る;松下からパナソニックへ)
第2部 世界をまるごと市場にするモノづくり作戦(モノづくり立社;世界をまるごと市場に;“エコ”モノづくり戦略)
第3部 再編・強化されるグループ経営(グループ一体化によるスピード経営;三洋電機・パナソニック電工の完全子会社化)
第4部 戦略的経営組織の頭脳を探る(新しいビジネスを創る研究開発;組織づくりと人づくり;目を見張る戦略会計)
著者等紹介
大倉雄次郎[オオクラユウジロウ]
関西大学名誉教授(商学博士)、公認会計士・税理士。東証一部上場会社で宣伝、販売促進部門を経験後、関連事業統括部門、財務経理部門の部長、関係会社の社外監査役を併任。その後、大分大学経済学部教授に転任し、経営分析・財務諸表論・ゼミを担当。さらに関西大学商学部教授として学部・大学院で税務会計論・会計学入門・現代会計・ゼミを担当し、現在に至る。国際会計、連結会計、M&A、税務、監査を専門とする。雑誌『企業会計』『税務通信』『会計』『経営財務』などに執筆の他、NHKテレビ『視点・論点』にも数回出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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