内容説明
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の日本開催で盛り上がる「生物多様性(Biodiversity)」保全活動。「もうひとつの環境問題」とも言われ、世界中で注目されているキーワードです。本書はその意味、危機、活動、地道な取り組み、関連法、関連会議などを解説する本。環境と生物の問題が国際的に注目される中、様々な緊急課題と、いきものと環境を守る多彩な活動を紹介します。
目次
1 生物の多様性って何?
2 危機に瀕した生物たち
3 気候変動が生物の多様性に与える影響
4 生物の危機に立ち上がった科学者たち
5 自然保護活動と生態系保護活動の地道な役割
6 生物多様性基本法って何?
7 生物多様性条約と締約国会議
著者等紹介
草刈秀紀[クサカリヒデノリ]
1958年生まれ。日本大学農獣医学部卒業。1981年、日本自然保護協会の嘱託職員を経て、1986年、WWFジャパン入局。1998年より、国会議員に対するロビー活動を行い、自然保護に関する法制度(鳥獣保護法、種の保存法、外来生物法、自然再生推進法、エコツーリズム推進法、海洋基本法など)の制定・改正に関わった。特に、生物多様性基本法の策定・制定に深く関与した。現在、IUCN日本委員会副会長、野生生物保護学会理事、WWFジャパン事務局長付、生物多様性条約市民ネットワーク運営委員・生物多様性保全関連法作業部会長など務める。学会会員:野生生物保護学会、日本環境教育学会、日本哺乳類学会、日本計画行政学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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