出版社内容情報
顔料分散は読んで字の通り顔料を樹脂溶液などの媒体に分散する個液分散の技術。表舞台の華々しい技術ではないが、塗料、インク、ゴム、化粧品などで必要不可欠な基盤技術の一つである。基礎的な知識を正しく理解することが特に求められ、ブラックボックスになってしまいがちな分野を、わかりやすく読みやすく解説する。
目次
1 いろいろな顔料と用途
2 顔料分散の3つのステップ
3 分散機の使い方と分散度の評価
4 さらなる顔料分散性の向上
5 ポリマー微粒子について
6 微粒子分散体の流動性
7 顔料充填ポリマーの物性
8 活躍する顔料分散技術
著者等紹介
中道敏彦[ナカミチトシヒコ]
1945年和歌山県生まれ。1969年職業訓練大学校卒業。1973年日本油脂(株)入社、自動車塗料の研究、開発に従事、自動車塗料技術部長、塗料研究所長を歴任。2000年日油商事(株)入社、取締役、日本化学塗料(株)社長を歴任。工学博士(東京大学)、技術士(化学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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