出版社内容情報
本書は、従来の機械設計入門書のように機械工学の知識を前提として知識を積み上げて行く内容ではなく、ねじや歯車といったひとつひとつの機械要素、そしてこれらを目的ごとに組み合わせた実際の装置へというように、常に図面かをしながら目的の装置をつくるまでに必要な知識がえられるようになっている。なお、図面は2次元のみならず3次元でも表現し、よりわかりやすいものとしている。
目次
第1章 機械要素を使いこなそう(ねじ;軸、軸継手 ほか)
第2章 基本的な機能設計を学ぼう(結合・固定機能;回転機能 ほか)
第3章 実際の製品を設計してみよう(駆動装置の設計;回転軸の設計 ほか)
第4章 鉄鋼材料を知ろう(材料の強さ;材料の記号 ほか)
付録 機械を設計するときに必要となる小物品と素材
著者等紹介
岡村大[オカムラハジメ]
1961年高知県立幡多農業高等学校卒業。1963年工学院大学専修学校機械科卒業(夜間2ヵ年)、其の後も同大学で工学を聴講生で学びその後1980年~2002年のなかで20年間を母校・専門学校で機械設計やCADの非常勤講師を務め、2002年~2005年には同・工学院大学評議員となる。1961年(株)協伸製作所設計課配属(日立製作所の圧縮機関係の設計)。その後2社の会社では機械(研究)開発設計と経営を経験する。1988年設計テックス有限会社設立経営と機械物づくり、製品装置の設計で現在に至り継続中。現在特許取得済1件、4件の審査請求中があり査定待ち。1999年設計技術者向けセミナー講師、日刊工業新聞社主催。2002年~2005年機械設計技術者試験1級、2級の応用・総合と機械製図の講師、社団法人日本食品機械工業会FOOMAアカデミー主催セミナー講師(機械設計部門担当)などを務める。2003年~基礎製図や3次元CADの非常勤講師を継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- みそっかす 岩波文庫