出版社内容情報
ばねは、その形状からコイルばね、板ばね、トーションバー、渦巻きばねなどに分類され、用途は自動車から身近な時計、玩具まで多岐にわたる。本書は、この代表的な機械要素の1つであるばねの種類、製造方法、応用などについて、初歩からわかりやすく説き起こす。
目次
第1章 ばねとは何か
第2章 ばねの基礎
第3章 ばねの設計
第4章 ばね用材料
第5章 ばねの製造
第6章 ばねの使用例
著者等紹介
蒲久男[ガマヒサオ]
1938年名古屋市に生まれる。1966年蒲スプリング製作所に入社。1983年株式会社蒲スプリング製作所代表取締役社長に就任、現在にいたる。2000年社団法人日本ばね工業会技術委員長に就任、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
典型的なあだ名
1
「ばね」が思っていた以上に広義で驚いた。そして、思いもよらぬところにばねが使われて驚いたし、なるほどと思った。2011/09/08
1_k
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根っからのバネ屋さんによるバネに関する一冊。エンジニアとして、言っちゃ悪いが「たかが枯れた技術のバネ」なんて荷重特性やら寸法の策定くらいならお手の物。だが、いざ造る段になると、公差とか詳細は中小のメーカに仕様書投げっぱなしの「良きに計らえ」のアウトソーシングな怠け癖が誰しもでてしまう。そこらを補完できる物造りしている側からのバネに関する技術情報は貴重。工作方法とか材質の特性とかね。案の定、前例踏襲のやり方だと、寸法が多少違うくらいならいいが大幅に設計変更が在ると頓珍漢になりかねない勘違いが発見できた。2014/02/22
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